福寿草　第30話

福寿草
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福寿草　第30話

ユンジェの家で同居しているユラは、一生懸命に家事をこなしてミンジャとガンウクに好かれようとしているけど、これはちょっと難しいと思うわ。
既に二人は、会社のスパイはヨナに罪を着せたユラだって分ってるからね。
ちょっと不審な態度を取るだけで、二人の目線が鋭くなってる。

なかなか、パク刑事との繋がりが切れないユラだね。
スエが迷子になって、ただ一つ覚えていた電話番号がパク刑事だったから、警察でパク刑事へ連絡。
するとパク刑事からユラへ...。
もっと悪いことに、テレビに映ったインソクを見て父親だって嬉しそうに言うものだから、今度はインソクに連絡が入ったよ。
さすがインソクはすぐに迎えに行ったけど、友人の子供だって言いだした。
確かにギョンスクは籍を入れていないから友人の部類に入るのかな？
ただ、施設に戻さず自宅に連れて帰ったことには感心したよ。

そうなると困るのはユラだわ。
特にこの日はユンジェを呼んで、最高裁判長になったインソクのお祝い会を家でするのよ。
ここにスエがいたらこじれちゃうの？
というか、余計なことを言いそうだからね。
せっかく来たユンジェを連れてそそくさと実家を飛び出しちゃった。
不可解な眼差しのユンジェだったけど、特に何ってわけじゃないしね～。
具合が悪いと言われちゃ...。

でも、ユラって最悪だよ。
まぁ、前からそうなんだけど。
獄中のヨナに婚姻届を出した証拠を見せたかったの？
住民票を送って優越感に浸りたいのか、諦めさせたいのか意味が分らない。
これには、さすがのヨナもいらだちを隠せない。
しかも、妊娠中だから余計だよ。
あんなにいらいらしたら身体に良くない。
だからって、我慢も出来ずインソクに手紙を送ったんだよ。
「一度くらい面会に来るべきだ」って。

インソクは手紙を見て、しっかり面会に行ったよ。
いかにも誠心誠意ギョンスクとスエの為に尽くしてるって話しをしてた。
ヨナからしたらそれは当たり前で、その前にすることがあったんじゃないの？
そう思ってるはず。
ちゃんと尽くしているかも分らないしね。
自分を陥れた人達の中の一人だからね。
娘が大事だからしょうがない？
でも、以前は「ヨナも娘」って言ってなかった？
この人が最高裁判長か...。

ユンジェは少しもユラを愛してない。
それでも会社の為に結婚したわけだけど、今は会社も危なくなってる。
例の新商品が売れないのよね。
公約通り社長を降りることになりそうだよ。
全力で守るって言っているユラの祖母の力だけではどうにもならないでしょ。
その間にガンウクが新商品を出して成功しちゃったし。
これはかなりまずい。

そういえばガンウクは、あの隠しカメラの原本のコピーを検察に届けるらしい。
今までの自分の行動が許せなくなったみたいだけど、そんなことミンジャが許すはずない。
次回、ガンウクが持参したDVDケースにちゃんと入っているかが問題だね！

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