福寿草　第31話

福寿草
イ・ユリ
ヒョン・ウソン
ユン・アジョン
チョン・チャン

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想像通り防犯カメラの映像のDVDは、ミンジャが持ち出したんだ。
覚悟を決めてDVDを持って行ったガンウクの願いはかなわなかった。
まだ、ミンジャが持ち出したとは思っていないのか、分っていて何も言わないのかは分らない。
でも、相当後悔していることは分る。

ミンジャは何のためにDVDを持ち出したかってことは、もちろん分りきっている。
何としてもユンジェを社長の座から引きずり落とすためで、早速ユラの祖母に渡して再度開催する株主総会でユンジェの味方にはつかないと約束させたわけよ。
そういうことで、ユンジェは簡単に社長をおろされちゃったよ。

自分の家に戻れないユンジェの気持ちは分るわ。
昔、ヨナと過ごした場所に一人行ってお酒を飲んでた。
しかも、心の中はヨナでいっぱいだった。
ヨナを信じなかったから罰を受けているんだって、あの時のことを後悔しているし愛は全く覚めていないんだよ。

ユラがそばに来ても、全くヨナと思い込んでた。
そんなユンジェでもユラは諦めきれないのね。
逆に愛するユンジェを絶対に社長に戻すって、心に誓ってたもん。

どうして、みんながみんなヨナの無実を証明したがらないの？
犯人が別にいるってわかっている人が結構いるのに、みんな示し合わせたように何も言わない。
まぁ、言える状況じゃないのは分るけど、無実の人を陥れたままで平気でいられる神経がおかしい。

テイルだってわざわざ面会に行ってヨナに辛い言葉を浴びせてたじゃない。
そろそろ冷静に考えられないのかなぁ。
何か府に落ちないことってないの？
出所してきたら警察の方が良かったって思うようになるなんて言ってたよ。
この人がこんなふうに言うと凄く怖い感じ。

でも、ガンウクに協力するってことだから、この先何かが分っていくんじゃないかな？
そうじゃないとヨナもテヤンも辛すぎるでしょ。

刑務所での詩の朗読会に行ったガンウクが、ヨナが朗読する姿を見ながら辛そうだった。
この人は本当にヨナを好きになっているのかもしれない。

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