福寿草　最終話

福寿草　最終話

福寿草
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福寿草
福寿草　最終話

ヨナが刑務所に連絡したおかげで、ユラの自殺は止められたよ。
あんな広い家に一人残されたユラの祖母。
ヨナに自殺を止めてもらって本当に感謝している様子だったよ。
裁判で傍聴する様子も可哀想だったなぁ。

そして、インソク、ミン弁護士、パク刑事達は検事の尋問に罪を認めたのに、ユラだけは素直に返事も出来ずにいたら、傍聴席からユラの祖母が出てきて、自分が悪いから自分を罰して欲しいって泣きながら叫んでいたよ。
こんな姿を目の前で見たら、いくらユラでも改心しなきゃ！
弁護人からは何も言うこともない。
それでも、ユラは認めなかった。

そして、判決の日。
もちろんヨナは無罪に！
インソクは懲役７年を言い渡されて、獄中で「後悔する良心」なるものを書き始めてた。
パク刑事は8年で、ユラは無期懲役だって。
しかも、ユラは「これはヨナの陰謀だ」って言い始めたよ。
ここまで来ると病気なのかもって思われそうだけど、精神的な病気はないはず。
最後まで自分の罪を認められないユラを見てるユンジェはどんな気持ちなんだろう。

裁判からどのくらい経ったんだろうか、ユナは通信販売の仕事で成功して業界売上1位になったらしい。
通信販売だけではなく、明洞にテンポも出したとか。

スエはテイルとの結婚式だった。
そこではみんなの幸せな笑顔ばかりだった。
今まで辛い表情ばかりのユンジェも、この日は優しい笑顔と優しい言葉でヨナに話しかけてた。
そして、「遠回りをしたけど、一生一人でヨナを待ってる」って、要約するとそんなことを言ってたよ！
ヨナが一人で苦しんで来た年月も充分理解したうえでの言葉だった。
スエから投げられたブーケもヨナのところに飛んできたことだし、きっとテヤンと3人で生活するんでしょうね。
ヨナの微妙な表情は物足りなかったけど、ここでニヤつくのもおかしいし、少し口元が緩んだということで満足しなきゃね。

ユラの祖母は財産を寄付して、今は住み込みで働いている。
子供たちの給食を作っているのかな？
この人は最後までユラとインソクのことばかり考えている人だった。

ヨナは、テヤンが描いたユラの絵と一緒に手紙をユらに送ったんだ。
ユラはその絵と手紙に表情が変わったよ。
素直な心が出た瞬間だった。
テヤンは何も知らずにユラに会いたがっているからね。
これをきっかけに生きる気持ちになりそう。

ヨナもゾルバがくれたように手紙を続ける様子だから、ユラは祖母の為にも頑張って罪を償わないと。
大丈夫そうだよ、ユラはヨナに独り言だけど謝っていたからね。

ヨナも新しい人生に踏み切れるんじゃない？
これからは家族みんなで幸せになって行く予感が充分してた。

長いドラマだったけど、いつも次回が待ち遠しくて最後まで充分楽しめたドラマだった。

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