狂気の愛　第39話

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狂気の愛　第39話

とうとうギョンスは家を出て事務所に泊まり込むことに！
ヘリョンに思いっきり問い詰められるギョンスが可哀想だったよ。
昨日はどこに行っていたのかと聞かれて、ギョンスは兄の納骨堂に行っていたと答えた時、ヘリョンの表情が変わったことにギョンスは気付かなかった。

このままでは、この生活を続けられないって言われたら、「自分の悪いところは直さなきゃ」って思うのが普通なのに、追い打ちをかけるような言い方をするヘリョンなのよね。
結局、ギョンスから「お義父さんに協力したせいで人が亡くなった」って、辛い内容を伝えても反発するヘリョンだった。
「確かに面倒を診てもらってきたことには感謝しているけど、もうおしまいだ」って言うギョンスの言葉に、「離婚するつもりなのか」と聞き返したヘリョンに冷たい目を向けるギョンスの決心が良く分った。

マ記者の協力もあるから、徹底的にテサンに向かって行く気なんだ。
ただ、ヘリョンがあのまま、引き下がるとは思えない。
この後、何かしでかすんじゃないかな。

テサンの人柄とは正反対な性格のユジョンは、今までもヘリョンに一生懸命言い聞かせて、母親として充分過ぎるくらいの愛情をかけて来た。

ヘリョンから電話があった時も、ユジョンは必死になだめてテサンにも話して聞かせてた。
テサンが補償金を払わなかったせいで死んだ人が出たわけだから自分も悪かったんだって。

そのユジョンは、自分の本当の娘とも知らずに、ミソが昔書いた企画書に目を止めてた。
容器の開発費がかかり過ぎて中断したらしい。
でも、これって料理大会でミソが使うんじゃないのかな。

ギョンスが訴訟を起こす相手のテサンが義父だと知ったミソは、ギョンスの心を想ってた。
心配している通り、テサンはギョンスの所に行って、怒りをぶつけてた。
弁護士資格もはく奪するって怒鳴っていた。

ジェソクにマ記者とギョンスの関係を調べるように命令したけど、ジェソクはどうする気なんだろう。
最近のジェソクは例のブレスレットが入ったバッグを盗んだ少年を捜していたじゃない。
心の変化もあった感じ。
しかも、その少年からミソのバッグだったって聞いて愕然としてた。
今まで、ミソにしてきたことを思うと、ジェソクは悔やんでも悔やみきれない。
頻繁にお弁当を部下に買わせていたくらい、ミソのことを気にかけていたのに、そのミソがウンジュだったなんて！

ミソの心にギョンスがいることをジェソクは知っているんだろうか。
テサンのことを良く分っているミソだから、訴訟を辞めるように言っていたけど、逆に励まして欲しいって言われてしまった。

「やり直せるようになるまで待っていて欲しい」ってミソに言ったギョンスが事務所に帰るとヘリョンが来ていた。
責めまくるヘリョンに「もう終わりにしよう」ってハッキリ言ったよ。
でも、負けないヘリョンは、バレエが出来なくなったのは誰のせいなのかってまくしたてていた。
でも、意外なことにギョンスから、事故がなくてもバレエを辞めていたはずだと言われたヘリョン。
ギョンスは事実を知っていたんだ！