狂気の愛　第44話

狂気の愛
パク・ソニョン
コ・セウォン
キム・ヨンジュ
ホ・テヒ

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狂気の愛　第44話

ミソと会ってからのジェヒョクの、ちょっとかすれた優しい声がいい。
表情も優しくなって、昔ナヨンの身代わりで警察に捕まらなければ、違った人生だったと思うよ。
その時どんなふうにナヨンをかばったのかは分らないけど、みんなナヨンのせいで人生が狂っる気がする。
ジェヒョクがくれたお金は無事に返して、お互いにわだかまりがないようにちゃんと話してたよ。
これからはきっとミソを守っていくんだろうなぁ。

ミソはギョンスをずっと避けているから、凄く淋しく思っているギョンスなのよ。
だから、チャンギが法律事務所を辞める挨拶に来た時に、本にカナダの写真をはさんで渡すように頼んでた。
しかも、その本について話したいから電話をかけるようにと伝言まで付けてた。

テサンは相変わらず怖い。
ギョンスの事務所から手を引くし、テサンの仕事もしなくていいから離婚するなって感じだった。
離婚という言葉を口にしたらギョンスを殺すかもしれないって脅していた。
全く顔色をかえないギョンスの決心が少し不安。

ジェヒョクも、急にテサンに反抗を始めてる。
あの強いジェヒョクがテサンに殴られたり蹴られたり...。

ギョンスとジェヒョクの距離が近くなっているから何だか力強い。

とうとう、ミソとジョンヒの初出勤日。
ミョンジャに呼ばれたミソは、色目を使ってミンジェを誘惑するなと忠告されてた。
とんでもないことだよ。

その頃、ギョンスは会社のユジョンの部屋で会社合併についての専任弁護士になる話しを受けていた。
ユジョンからはヘリョンのことを頼まれていたけど、ギョンスは回復したら離婚したいと思っているとはっきり話してたよ。
そこにミソが挨拶に来て、初めてギョンスはミソが入社したことを知ったのよね。
心配するギョンスの気持ちはよく分る。
あれだけ自分勝手なミンジェと強いミョンジャ、ナヨンまでいる会社なんだからね。
それでもミソは冷たくギョンスに返事を返すだけなのよ。
ギョンスにはミソが自分の為に気を使っていることが良く分ってる。
ミソから「ヘリョンにはギョンスが必要だから離婚しない方がいい」と言われては、ギョンスの苦しい気持ちはどうなるの？

ミソのプレゼンが決まって市場調査等を始めて頑張ってる。
でも、会社の部屋はナヨンと同じだから情報は筒抜け。
ナヨンはプレゼンで恥をかくように悪だくみを考えてた。
テサンと違った意味でこの人も怖い。

ミソは買い物に行くと言って家を出て、ギョンスを想いながらカナダの写真を持って出てよ。
公園で写真を見ていると、想像通りちゃんとギョンスが来た。
自分の気持ちをはっきり伝えたギョンスに無言で写真を握らせて帰るミソを、後ろから抱きしめたギョンス！
それでもミソは帰っちゃう？

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