狂気の愛　第49話

狂気の愛
パク・ソニョン
コ・セウォン
キム・ヨンジュ
ホ・テヒ

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狂気の愛　第49話

やっとミソとギョンスはお互いの気持ちを確認できた。
「これからは明日が待ち遠しくなる」って言ったギョンスの言葉が、今までの辛い生活を物語っている。
ヘリョンの故意的な事故から始まって、嘘で固められてギョンスは結婚したわけだからね。
それでも、ヘリョンが普通の人だったら愛情が芽生えることもゼロではなかったかもしれない。
でも、あの性格では苦痛以外の何物でもなかったと思う。
しかも、まだギョンスが知らないことがあるじゃない。
ヘリョンがギョンスの兄を殺したってこと！
最悪だよ。

ミソを家に送ってからも車の中で余韻を味わう優しそうなギョンスの表情がいい。
翌朝、ばったり会う二人のぎこちなさもいい感じだった。

でも、いいことばかりではないのよね。
名人から譲り受けた天日塩をもとに配合率を出して研究チームに依頼してけど、できあがった試作品はジェリー状の物で戻すと味が変わってしまうらしい。
これはすぐに何とかしないと！

ジェヒョクはミソの家の夕食に招待されて、嬉しそうに笑顔いっぱいでやって来た。
昔、暴力を振るっていた頃の目つきとは全く違って隙だらけのジェヒョクだった。
チャンギは昔のことを忘れることが出来なくてジェヒョクを好きになれないようだけど、他の人はみんなジェヒョクを温かく迎えてくれて幸せそうだったよ。

家にいても仕事のことを考えているミソは、塩加減で味が変わってしまうことから配合率を計算し直して提出してた。
きっと、これで味はうまくいくと思う。
でも、ミソの邪魔をするナヨンが側にいるからなぁ。
ユジョンの机から配合率の表を出して写真を撮っていたよ。

ユジョンは、会社合併の為にも試作品の説明会を開くことを考えて、相手側のクイーンズにも出席してもらうことにしてたわけで不安がいっぱい。
評価によっては合併がうまくいくと考えているからね。

何も知らずホッとしているミソはギョンスとの時間も楽しんでる。
ギョンスとは同僚みたいなもので、毎日顔を合わせるわけだから楽しくてしょうがない。
この前、ギョンスがミソとしたいことを羅列して見せた中の一つに「手紙を貰う」ってあって、ミソ自身がすぐに出来ることだし、自分の気持ちを伝えられるから手紙を渡したんだ。
こんな嬉しい気持ちは自宅に帰るとどこかに飛んでしまう。
相変わらずきつい化粧で出かけるヘリョン。
家でギョンスの兄を殺したことをテサンと話しているヘリョン。
そこに帰宅したギョンスだったけど、この話は聞こえていなかったらしい。
玄関に入っていたなら聞こえていてもいいはずだけど、広い家だから無理なのか...。

そして、説明会当日。
ナヨンが天日塩を普通の粗悪な塩にすり替えたからひどい味に変わってしまっていた。
ミソにもジョンヒにも原因が分らず、説明会は中止にすることに。
いつもナヨンがことを起こすのよね～。

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