メイクイーン　第12話

メイクイーン
ハン・ジヘ
キム・ジェウォン
ジェヒ
キム・ユジョン

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メイクイーン　第12話

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メイクイーン　第12話

サンとチャンヒが再会して、お互いに喜んでいたのはつかの間だった。
ずっとヘジュを想っていたのはチャンヒだけではなくて、サンも同じだったからね。
訪ねて来たデピョンに「ずっと韓国にいれば...」って酔って漏らしてしまうほどだもん。
こんな姿は普段のサンからは想像もできない。
でも、サンは大人だからヘジュが幸せならそれでいいと思ったみたい。
だって、しょうがないよ。二人が口をそろえるように「愛してる」って言うから。
職場でも、今までのように助けるつもりで、でも立場をわきまえながら一緒にいたいって思ってるのかな？

でも、このまま3人の状況は続きそうもない。
ヘジュがキチュルに乱暴されている場面を見たサンが放っておくはずがない。
「別れろ」ってチャンヒに言いに行った時、既にヒャンテは大きな衝撃を受けた直後だったのよ。

チャンヒは少しも悪くない。
子供の時からずっと正義感を持って優しくてヘジュをずっと助けて来た。
誰の前でも正々堂々と、ヘジュと結婚するって言える強さも持ってる。
それなのにキチュルのせいで不幸になっていくわけだ。
子供の頃に高利貸しから逃げるために海に飛び込んだヘジュだけど、あの時指図したのがキチュルだって知っちゃったからね～。
可哀想だけど、チャンヒに振りかかる不幸はこれだけじゃないから...。

ヘジュの仕事への情熱に比例するように、学力はなくても経験や勉強から技術や能力は凄いらしい。
ドヒョンは、ヘジュがユジンだとは思っていないから、プロペラの開発チームに抜擢したし、家に呼ぶこともためらわなかった。
グミもヘジュが来ても普通に接してたよ。
こうやって、どんどん事実に迫っていくんだ！

キチュルの神経は病んでる。
そんな一言では済まされないくらいひどい状況だよ。
このままでは更に悪いことが起きそう。

ヘジュが大人になってからのダルスンは、ヘジュを凄く愛してる。
自分でも「昔から私は口が悪いだけで変わっていない」って言っていたけど、昔は生活が苦しすぎて不満をヘジュにぶつけていただけなんだと思うよ。
キチュルが手切れ金としてかダルスンへの協力費か何だか、持って来たお金をためらうことなくチャンヒに返しに行ったよ。
ヘジュを幸せにして欲しいっていう思いがいっぱいだった。

ジョンウは検事になったからなのか、昔と違ってきりっとした表情で素敵になっちゃった。
これからドヒョンの会社をじりじりと責めて行くのかな？
まずはイルムンのことで何か掴んだらしい。
それにしてもドヒョンとキチュルのしてきたことは人間じゃないからね。
どんな天罰が下るのか...。
ただ、まだ中盤にも行っていないわけで、さらなる不幸が訪れるってことだと思う。