冬鳥　第37話

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冬鳥　第37話

韓国では子供の1歳の誕生日にあんなに豪勢なパーティーを開くの？
その会場で見る限り、ギョンウとヨンウンは仲のいい夫婦に見えるよ。
ヨンウンは戻ってから強くなったよ。会場の受付に置いてあった例の大きな豚の貯金箱の大きい入れ物をお義母さんには内緒で撤去しちゃったのよ。
「ご祝儀は遠慮します」の看板に差し替えちゃったし、頑張れ！って言う感じ。
家に帰ってから大変だったけど、ヨンウンは堂々としていたよ。
ギョンウのお母さんには最悪な一日だったかもしれない。
ヨンウンを養子にしたからってヒジンのお母さんに挨拶されてとまどってたし、ご祝儀が少なかったからパーティーの元がとれない。会長からの祝儀も凄く少なくて驚いてた。
でも、ヨンウンが金額を決めて持ってきてもらったらしい。
お母さんは損害額500万ウォンを弁償するようにヨンウンに言ったよ。そんなことを言うギョンウのお母さんには呆れちゃうけど、納得するヨンウンにも驚き。
ギョンウが何とかするって言う言葉に、今度はヨンウンからギョンウの病院の収入を自分が管理したいって話したのよ。ギョンウは母親と揉めることが嫌なのね。ヨンウンには断れないし間に入ってちょっと可哀想かな。
一緒に寝ようって言っても断られちゃって...。
ヨンウンは仕事を続けるってギョンウのお母さんにはっきり言って、職場にジフンを連れて行ったわ。ギョンウがどちらかと言えばヨンウンの味方になっているからヨンウンも頑張れるのよ。
ドヒョンのお母さんも、ギョンウのお母さんに呼び出されて、お金が欲しいっていうことを匂わせていたけど、全く無視してお祝い金を商品券だけにしたのはギョンウの家で充分なことをしてくれると思ったからだって言い返してたよ。
立場が逆になってきて面白い。
しかも、ギョンウのお母さんがドヒョンのお母さんにあげたお礼の品って、以前、逆に貰ったものだったらしいよ。人から貰ったものを使いまわしているんだ。
しかし、ギョンウのお母さんはヨンウンに言われっぱなしだよ。
ギョンウに手を上げようとしたら「この人は子供じゃなくてジフンの父親です」なんて言われてひるんでた。
でも、ギョンウは母親に逆らったことがないから後悔してたよ。それでもヨンウンに言いくるめられちゃって...。でもさ、家にヨンウンが戻る条件だといっても、別々の部屋で寝るのはギョンウにとっては辛いよ。ヨンウンの言うことは全面的に聞いているしね～。
お義母さんは負けまいと、大掃除と買い物の命令を出したのよ。
仕事に行くヨンウンには無理なことを知っていて。でも、ここでくじけず迷うことなく1日だけの家政婦を雇ってしまったのよ。運悪く家政婦が帰るところにお義母さんが帰ってきてしまったわ。
激怒して「出て行け！」って言ったお義母さんに「出て行きません。これから夕食を作ります。」なんて言いのけちゃったよ。お義母さんショックだよね。
とどめはギョンウに「花札をしよう」って誘ったら「ジフンと遊んでる」って断られちゃった。
ギョンウに冷たくされるのと、お金がないことが嫌なのよね。
でもさ、お母さんはいつまでも負けてない。
病院の収入の管理をヨンウンに任せることを約束したうえで、開業した時の費用を返済するように言ったのよ。1日の収入の9割を返済額にするって。何考えてんだか！

ドヒョンはヒジンと会ってヨンウンの状況を聞いていたわ。
表には出れないけど、少しでも繋がっていたいんじゃないかしら？

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