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製パン王キム・タック

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製パン王キム・タック

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製パン王キム・タックのドラマレビュー

製パン王キム・タック 第8話

タックがたどり着いたパン屋のお祖父さんが、12年前にタックを助けてくれた人だっていうことをタックはまだ分らないのね。
テジョがマジュンだってことも気がつかないで、一緒にパン屋の試験を受けることに...。
結果は12年前と同じようだった。
テジョは正解を。
タックはパンの香りから全部同じ香りだったから一つではなくて全部だってこたえてた。発酵の時間が違うだけで生地は全部同じだって。
やっぱり天才的な嗅覚は失われていないのね。

タックは学校も行かず、ずっと入れ墨の男を探してたんだ。
それを聞いてもテジョは同情するどころか、どうして自分の前に現れたのかって心の中で怒ってたよ。
翌日からテジョは作業室へ。
タックは32の粉袋を上から下まで運ぶ作業を何往復もさせられていたよ。
精神的な訓練のため?試してるの?
でも、頑張っているタックを見て入れ墨の人は水をくれたよ。
タックが、「これまでの12年間無心に何かしたことがなかったから気分が凄くいい」って言う話をしていて、入れ墨の男はつい正直に話してしまおうとしてた。
この人は元は悪い人ではないと思うのよね。

タックがパン屋にいることを突き止めたハン室長はタックを処分するように依頼してたよ。
12年前に遠くに行かせたはずのタックなのに、またしても現れて今度は処分?
あまりにもひどい人だ。
タックを探しに来た黒いスーツの人達がお店をめちゃくちゃにして、「タックを出せ!」って怒鳴っていたところにタック登場。
袋運びで体力がなかったタックをかばった入れ墨の男の腕を見てしまったタック。
タックが涙ながらにお母さんの居場所を聞いて、あの時の様子を聞いたタックの言葉や表情、泣きわめく姿を見て、もらい泣きしちゃったよ。
入れ墨の男に会ったら、お母さんは元気にしてるってことを聞きたかったのに、死んでいるみたいに言われちゃ...。
落ち込んでいるタックを作業場に呼んだお祖父さん。これからどうすればいいのか分からないって言う辛そうなタックに、「パンがおいしく焼けるまで待つんだ」って話したのよ。
でも、本当はパン好きのタックなのに、「嫌な思い出や嫌いな人を思い出すからパンは嫌いだ」って言ってた。
ここで、お祖父さんが12年前の人だって分るところね。
「恨みや怒りや憎しみを捨てて生きることが正しく生きること。お母さんが言ったのはそういう意味だ。」って話してくれたよ。
12年前と今の眼差しが違うことを指摘していたよ。
それって私が大人になったタックを見て違和感があったところだったんだ!
いい思い出を思い出しながら食べるように言われたタック。
素直に昔の良い思い出を感じながら食べる様子は、これから変われるんだなって予感がしたよ。
でもさ、ハン室長のしたこと、今してることは許されないよ。
平気な顔をしてタックのお父さんのそばにいるのが不思議だわ。
さすがマジュンはその血を受け継いでいる。冷たい嫌な大人になってる。
タックのお父さんは師匠に会うためにパン屋へ...。そこにはタックがいることを知っているハン室長。内心ドキドキのはず。しかもタックを処分させるために人を送っていたからさ。同じ敷地にいるのに会えずに帰ってしまったのね。マジュンだけには会えたけどね。
今のところ、残念だけどハン室長に運は味方してる。

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