製パン王キム・タック　第2話

製パン王キム・タック
ユン・シユン
チュウォン
ユジン
イ・ヨンア
チョン・グァンリョル

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製パン王キム・タック　第2話

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製パン王キム・タック
製パン王キム・タック　第2話

タックのお父さんは社長から会長になったんだね。
それにしても子供相手に厳しすぎる。
パン工場でパンを盗んだ時、会長に臆病者と言われて、タックは相当悔しかったんだ。
しかも、警察に連れて行かれてお母さんのミスンに迷惑をかけたことも辛かったみたい。
ミスンは工場に行って会長に話をしようとしたんだけど、スンジェことハン室長がそばにいたのよね～。
目の前に現れたら命はないって言われてたから、まさか会長に会うことなんて出来るわけない。
いつも大家の息子に罪をなすりつけられて、嫌な思いをしているはずなのにタックはいつも一緒にいるのよ。お母さんの立場もあるからしょうがないと思っているのかな。
子供だから嫌なことはすぐに忘れて遊べるのかな。
タックが廃品回収で一生懸命にお小銭を稼いでいたと思ったら、会長にパン代を渡すためだったんだ。結局、パンは一つも持って帰っていないのに責任感があるんだね～。
それに比べたらマジュンは、どういうふうに育てられたんだろう。
お祖母さんに怒られて足を何度も叩かれてた。
お祖母さんは憎くてしている訳ではないのに、それを見るお母さんには耐えられない。
ハン室長が代わりに入ってお祖母さんの気持ちを抑えようとしてるのに、凄い剣幕で部屋に入ってしまったから大騒ぎだったよ。
父親である会長は子供には無関心？
それともマジュンが自分に似ていないことに気付いてる？
それにタックの名前を聞いて、ミスンと子供が生まれたら付けようと言っていた名前だったから親近感もあり、また、もしかしたらミスンの子供じゃないかって思ったんだね。
運の悪いことにハン室長にミスンかどうか調べさせたよ。
室長は怖いよ。ミスンだと知って乱暴に脅したのよ。
もちろん会長には違かったって話したんだけどね。
怖くなって夜逃げをしようとしているお母さんに、タックは逃げるのはもういやだってはっきり言ったのよ。
ミスンも心を決めて会長宅へ2人で訪ねたんだけど、その日は会長の誕生パーティーだったのよね。
しかし、大きな家だわ。だって門に警備員がいるのよ。
招待状がないと入れないって言われて、会長にミスンが来ているって伝えて欲しいって頼んだのに、ハン室長に話したものだから大揉め。
タックは「お母さんを助けて！」って叫びながら家の方に走り出したよ。
それは正解だね。