製パン王キム・タック　第17話

製パン王キム・タック
ユン・シユン
チュウォン
ユジン
イ・ヨンア
チョン・グァンリョル

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製パン王キム・タック　第17話

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製パン王キム・タック
製パン王キム・タック　第17話

もう少しで試験が終わるから、テジョは自分でマジュンだって言いたかったと思うのに、お母さんの出現でタックに正体が分ってしまったわ。しかも、一緒にいるのがタックだっていうこともお母さんには分ってしまったのよ。
そばで聞いているミスンには何の事だか分らないでしょうけど、驚きの3人なのよね。
だんだんタックの居場所が知られてきているのに、タックのお母さんはまだ12歳で家から出されて港で船に乗せられそうになったところまでしか分っていないのよ。
タックのお父さんはジングと14年ぶりに会って、タックと会えるかもしれないところまで来ているのに。でも、よく考えたらこの2人だけがタックのことを知らないだけで、他の人は分っているのよね。
タックはさ、テジョに騙されていたことで、2年間もユギョンに会えなかったことを後悔したのかも。だから、すぐに会いにいったんだわ。
今のユギョンの状況を知らないから、タックはユギョンは自分から去ったんだって思い込んでる。
でも、ユギョンは2年後に会おうと決めていたんだね。
タックあてに手紙を送っていたのよ。「25日南山の時計台の下で6時に」ってね。
どんな邪魔が入るのかと思ったら、ユギョンはマジュンのお母さんに家に呼ばれちゃったよ。呼ばれたにもかかわらず、お客が来ているからって何時間も待つことになったユギョン。
時間は気になるものの、意地でも勝手に出ていかないのよ。
急用で呼ばれたマジュンはユギョンのことを考えて苛立ってしょうがない。
だって、マジュンはユギョンを好きなわけで、その人が何時間もわざと待たされているのを見ているのは忍びないわ。
かなり我慢してたけど、最後の最後で爆発してユギョンを連れて出ちゃった！

タックはさ、一次試験で合格したパンを持って待ち合わせ場所でず~っと待っていのよね～。

その合格したパンなんだけど、市場で出会った母と子がタックのパンを食べに来て、パサついたパンをお水と一緒に食べる子供に気がついたんだ。
お父さんが湿気の話をしてたことを思い出したのよね。
出来はバッチリで、子供に食べてもらったら「凄く美味しい」って言われて、素直に喜ぶタックがいい。
師匠の批評は少し厳しい感じだったけど、後で一人になってタックのパンだけを食べてた。
タックは自分と関わる人からいろんなものを吸収出来ちゃうのね。
マジュンだって、タックから「ここにいる間は友達のテジョだ」って言われて、タックのパンを渡された時「マジュンじゃ友達になれないのか？」って聞き返したように、人に対する影響力も凄い。
ミスクはそんなタックを好きになってしまったらしい。
待ち合わせ場所でユギョンと会えず、落ち込んだタックをミスクが支えてあげる？