笑ってトンヘ　第74話

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笑ってトンヘ　第74話

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笑ってトンヘ
笑ってトンヘ　第74話

交通事故で運ばれたジュンの病室で、アンナに電話をかけていたセワの声をトンヘはしっかり聞いていたんだ。
「ジェームス」ってハッキリ言ってたからね。
それを問いただしているところにヘスクが戻ってきたから、更にセワに疑問を持ったヘスクだった。
病院にセワがいることも嫌なのに、トンヘと二人で病室にいて言い争っていたわけだからね。
でも、ヘスクはジェームスの名前を聞いてもジュンだって気がつかないんだ。
トンヘの父親の名前だってことは分ってたけど。

セワからの電話で更にショックを受けているアンナが可哀想だわ。
熱も出てしまって、ピルジェが一生懸命に看病してた。
それなのにアンナは「ジェームスに会いたい」なんてうわごとのように言ってたよ。
ピルジェの真心はトンヘにも通じたみたい。
珍しくアンナの側にいたピルジェを怒らずにお礼を言ってたもん。

料理大会のアシスタントは、トンヘがボンイだって決めたけど、副料理長もいることだし、料理長はトンヘが作った料理を当てたら補助にするっていうことで、副料理長とボンイが当てることに。
ボンイは匂いだけでトンヘの料理がここにないことを当てたのよ。
副料理長は違う人が作ったものをトンヘのだって言ってたから、見事にボンイがアシスタントになったわけよ。
トンヘの料理を入れないなんて、普通は思わないからボンイはすごい。

でも、副料理長は、この屈辱をどうにかしたくてドジンの提案を受け入れることにしちゃった。
ドジンはトンヘがテレビに出れず、副料理長が出るようにすることを考えているわけで、どんな手を使うのか楽しみでもある。
きっと、トンヘが出れると思うけどね。

ピルジェがアンナの為に買ってきたテレビのおかげで、アンナはジュンが交通事故に遭ったニュースを見て、ジェームスだと分ったのよ。
そして、慌てて病院へ行くところを、またピルジェが手助けしてくれてた。
ここで、アンナがヘスクと会ったら大変なことになっちゃう。
まだ、そこまでは行かないと思うけど。