ドンベクがアンナだと知っていて隠していたヘスクとセワを、マルソンは絶対に許せないって興奮してた。
いつもマルソンをなだめる会長も、今回ばかりはなだめながらも怒りは同じだったと思う。
それくらいひどいことをヘスク達はしていたってこと。
それでも、トンヘがボンイを紹介した時は、いつもの会長夫妻の優しい表情に戻ってた。
カンジェの家族は、アンナの両親が分ってから笑い声が止まらない。
それに比べてヘスクの家は冷たい空気がいっぱい。
会話もほとんどない。
この先、もっと辛い事態になるって想像がつくからね。
会長夫妻はトンヘとアンナをホテルに連れて行ったのよ。
だって、マルソンは少しも離れていたくないってダダをこねていたからね。
ボンイも一緒にみんなでホテルに向かう様子は、幸せいっぱいだった。
珍しくトンヘもずっと笑顔でいる。
そういえばトンヘがアメリカから来た時も最初の頃はこんな笑顔だったのを思い出したよ。
今は、その時より幸せそうだけど。
ヘスクとセワは、とうとう会長に呼ばれて焦っていた。
体を心配してマルソンには休むように会長が言っていたのに、我慢しきれなかったマルソンは同席していた。
何故ドンベクを隠していたのか、なぜ洋服のことで嘘をついたのか問い詰めたマルソンは具合が悪くなってしまって退席。
会長が冷静だけどしっかり言うべきことは言ってた。
それに対して弁解するのはセワだった。
セワがして来た数々のことは許せることではなく、道徳心はゼロだと怒鳴られてしまった。
それでも、ドジンやヘスクをかばうところは、ちょっとはいいところもあるって感じ。
会長室の外にはマルソンが待っていて、会長がドジンにホテルを譲ると言っても、自分は絶対に認めないって強く言ってた。
マルソンが少し怖い。
トンヘがボンイに電話をするとソヌが電話に出たのよ。
そして、ボンイの電話を自分の部屋に取りに来るように言っていた。
そこで、まるで楽しい夜をボンイと過ごしたような言葉をソヌから聞かされたトンヘだった。
でも、トンヘは全く動じなくて「愛しているボンイを信じてる」って自信満々の表情で言ってた。
ちょうどそこに怒った様子で訪ねて来たボンイを連れて部屋を出たトンヘは、言い訳しようとするボンイに突然キスをしちゃって、そこにドジン夫婦が来たものだから異様な雰囲気だった。
今までだったら、ドジンが大きな声で「ホテルの中で何やってる!」って怒鳴るんだけど、今回は何て言うんだろう?
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